現役高校教師が舞台俳優やってみた。

小さく生きるしめじが、日々の雑感を綴ります。

無償とか。

目前に迫った旗揚げ公演に向けて、集中稽古真っ盛りです。今日は折り返し地点。

照明の仕込みを、大ベテランの方にお願いしているのですが、その方がなんと、

2回も稽古に来てくれて、演技のアドバイスまでしてくれています。

ちなみにこの間のお客様も、この方です。

(詳しくは前回の記事「細部とか」をお読みください。)

 

前回来ていただいた時と仕込みの日の計2日分の謝礼しかお渡しできていないのに、

今日も来てくれて、千秋楽も見に来てくれるとのこと。その後はバラシまで。

自分も、この人のためにできることがあったら、と思わせてもらえます。

これが、無償の愛。心から感謝しかありません。

絶対このブログ見てないと思うけど、言わせてください。ありがとうございます。

 

メンバーも少しずつ成長していっている。自分も頑張らないと。

 

ちなみにBlueskyやってます。つぶやきはそちらで。

よければ遊びに来てやってください。

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さて、明日も朝から晩まで稽古だ。気合い入れよう。

 

ぶなぴー

細部とか。

「神は細部に宿る」って、よく言ったものだなって思います。

しめじもこの言葉を、芝居創りにおいていつも考えています。

演出しているときは常にこれを考えて、細部までこだわってます。

 

ただ、僕たちのユニットは、楽しく稽古するのがモットーなので、

「詰める稽古」みたいなのはやっていなかったのです。

でも、これじゃダメだよな、というのは薄々気づいていました。

最近の演劇界、ハラスメントで超賑わってるし、

まぁ、もういいか…とか思っていたのですが。

 

昨日、初めてのお客さんに通し稽古を見てもらい、感想をもらったのです。

 

 

「細やかさ、丁寧さが足りない。

ちゃんと丁寧に詰めてないから、

あなたたちの芝居から何も伝わらない。」

 

 

もう、ぐうの音も出ません。

しめじの根元から折れるかと思いました。

僕以外のメンバーは学生だから…とか、

楽しく芝居してほしいから…とか

厳しく言ったらハラスメントになるかも…とか、

なんだかんだ言わない理由をつけて、自分に甘えてたんです。

 

まずは、誰よりも自分が丁寧な演技を。

そして困っている仲間にも、建設的なアドバイスを。

お互いに本音を言いながら楽しく稽古するのはできるはず!

残り2週間を切った。もう迷っている時間はない。

 

「神は細部に宿る」

…宿らせてみせます!

 

ぶなぴー

三本とか。

信じられないことですが、今現在、台本を3本抱えています。

それもすべて違う団体の、違う作品です。

 

仕事は教員なので、当然(と認めたくないけど)のことながら

部活動の顧問もやっています。演劇部の顧問です。

これが今度の春公演に向けて稽古中だから、1本。

僕は生徒の依頼を受けて、演出を務めています。

 

続いて自ら主宰しているユニットの旗揚げ公演。

キャストです。これで2本。

 

そして先日決まった客演。稽古は始まってます。

キャストです。これで3本。

 

……いったん落ち着こう。書いてるだけで心拍数上がってきた。

 

若いころに舞台に立っていた頃でも同時に3本なんて無かったですよ。

正確にはありましたけど、全部同じ団体だもん。ここまで追い詰められないよ。

しかも全部系統が違うんですよね。コメディ・群像劇・まじめ感動もの。

 

いや、マジで有難いことなんです。昔だったら喉から手が出るほどほしい状況。

それくらい有難い状況なんですが、今はね、ほら、フルタイムの仕事もあるし、

なんせ12年ぶりの役者だし、全部違う作品、違う団体だし。

 

何よりしめじはとても不器用なのです。しかも下手ときた。

だってキノコですよ。足生えてないんですよ。どうしよう。

 

でも、これもすべて自分で「動いた」結果。

仕事だけの生活にせず「やりたいこと」をやろうとして、

他人を誘って、休日削ってでも動いて、やり始めた結果。

その結果、ご縁がご縁を繋いでいく。嬉しい。有難い。嬉しい。

 

とりあえず真面目に真摯に向き合うしかない。どれも手抜かずにね。

応援したい!と思ってもらえるように、がんばります!!!

 

ぶなぴー

初回とか。

自分で立ち上げた演劇ユニットが、まもなく旗揚げ公演をするのです。とても嬉しく、とてもワクワク、とても恐怖を覚えているのです。

 

稽古は重ねていますが、まだ旗は上がっておらず、正確にはまだ実績はないわけです。

 

そんな、旗も上がっていないとこの、まだ「やってみた。」にすら至っていないこのしめじに、

なぜか客演の話が来て、それがなんとスンナリ決まるという、何とも不思議なことになりました。

 

話が来たのが先週。で、今日初めて稽古に行ってきました。

何とか退勤して、ダッシュで稽古場へ。

着いたはいいものの、さっそくしめじピンチ。

建物の前にいるのに、どこが入口か分からない!

初回から遅刻か?遅刻なのか?

と思っていたらば、親切な方が(何と共演者でした)声をかけてくださり、事なきを得ました。

 

いろいろ事情があって僕はここに途中から参加したので、僕だけ初顔合わせ。

台本もらって、チラシもらって、チケットもらって。自己紹介して、読み合わせ開始。

 

なんせこういう客演も12年ぶりなわけでして。

ド緊張でプルプル震えて、隅っこでキノコ生やしておりました。

でも頑張る。仕事も。同じくらい。

 

やば。明日朝早いんだった。寝よう。

おやすみなさい。

 

ぶなぴー

初稿とか。

ぶなぴーです。公立高校現役教師です。

教員としては経歴10年を超えました。

ぼちぼち、仕事のやり方もわかってきたところ。

 

昔、5年間だけ舞台をやってました。

役者やったり、スタッフやったり、全国飛び回って。

その後、いろいろあって(そこを書けよ)舞台を離れ、今に至ります。

 

教員は、本当に、信じられないくらい忙しいです。土日も仕事だし。

でも、教員をやってるからって、やりたいことを諦めたくない。

仕事しながらでも、自分がやりたいことができる世になってほしいから、

自分がトライしてみて、いろいろ分かったことを、少しずつ書いていきます。

 

同じような思いを抱えている人にも、そうでない人にも、

「こんな人がいるんだな」と知ってもらえたら嬉しいです。

これからよろしくお願いします。

 

ぶなぴー